声を出す仕事は喉のケアを忘れずに

OpenClipart-Vectors / Pixabay

7月初めの授業を終えた翌日、ガラガラ声になっていましたが、すぐに治るだろうと軽く見ていました。

8月初め、久しぶりに会った方から「声がおかしいよ」と言われました。痛みが和らいでいたのであまり気にしていなかったのですが、確かにまだ喉の奥に違和感を感じていました。

今日ようやく医者に行くことができました。違和感はやはり喉の炎症で、”ガラガラ声になったら、喉を使わないこと”との事でした。しかし、講師や通訳の仕事では分かっていてもそう簡単にできることではありません。これからは自己管理が必要になります。腹式呼吸で声を出せるようにすること、また喉のケアを忘れないことです。

たかが炎症と思っていたのですが、何と薬が4種類も出されていました。それも7日間。ガラガラ声の喉への負担の代償は高かく反省しました。

 

*****

薬の勉強を始めてから、実はどんな薬が処方されるのか知ることが楽しみになっています。

炎症止めのお薬を飲むとその副作用で胃粘膜を保護する機能が低下します。ですから、必ず胃粘膜保護の薬も処方されます。成分を見てステロイドか非ステロイドかも分かりますし、漢方も処方されるので勉強になります。

 

登録販売者で学ぶ薬学は日常生活に密着していて大変役立ちます。医師の処方箋は患者の症状を見て〇〇mgと成分量を決めます。mgですから、これだけでもわずかな量です。しかし、口から入った薬は体内で代謝されたり排泄されたりするので、実際にはこの分量の一部が症状を改善します。だから本当に”えっ”と思うわずかな分量が効くのです。異物を体内に入れるわけですから、その怖さは知る必要はあります。

 

日常生活に大変役立ちます。改めて薬学を学んでよかったと思いました。