医療コミックを手当たり次第というわけではありませんが、購入しています。
このコミックは臓器移植についてとは知らずに買いました。恥ずかしながら、ここで初めて移植コーディネーターの存在、脳死と植物人間の違いを知りました。そして臓器提供者の家族の心痛もリアルに感じることができました。
今日、運転免許証の更新をしました。そのときに日本臓器移植ネットワークのチラシをいただきました。保険証や免許証の裏の臓器提供意思表示欄の説明のほか、インターネットによる臓器提供意思登録、臓器提供の流れ、親族への優先提供、脳死の状態について・・・等、詳しく書かれています。このコミックを読んだあとだっただけに以前とは一味もふた味も違う、何と言っていいか分かりませんが、考えさせられるものがありました。
テレビで人工呼吸器を使い、吸痰をしなければ生きることができない子供を見ることがあります。生まれながらのとばかり思っていましたが、事故で脳に一定時間血液や酸素が届かなかった場合も、このようにしか生きていけなくなる子供もいることも恥ずかしながらこの漫画で初めて知りました。
読む価値があります。