ステロイド薬

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ステロイドが体によくないことは当たり前のこととして知られています。

しかし、私にはこのステロイドが「どうして、どこに、どのように身体に悪い影響を及ぼすのか」ということは理解できずにいました。「ステロイド」という言葉を調べれば、その言葉の語源、意味が当たり前のようにいくつも出てきますが、謎は解けずにいました。

市販薬の皮膚薬にはステロイドが入っているものもあります。薬は使わないことに越したことはありませんが、そうは言っていられないときもあります。当たり前ですが、身体に負担が少なくて治るものがベストです。

そんな疑問を解決してくれる本を図書館で見つけました。(今は新版が出ています) この本のおかげで長年の謎が解けそうです。また薬局の事務をしていたとき、「暫減暫増」という特別な処方がありましたが、この本を読んで初めてこの処方の意味が分かりました。

薬は本当に注意して使うべきだと思います。医師が処方する薬は5mg、10mg・・・と様々ですが、そもそも1g=1000mgなのですから、この微量とも言えない量の薬物が身体に影響を及ぼし薬となるのですから、使い方を間違えれば、薬が毒になってしまいます。

図書館には書店では見つけることができない良い本がたくさんあります。借りて内容を確認して、必要と思えば自分で買うことができるのは大きなメリットです。

ステロイド薬が分かる本  宮坂信之  法研  2008/6