発音練習は腹式呼吸で

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発音練習は腹式呼吸が前提となります。

お腹から声を出すことを忘れないよう、練習を始める前に紙面で確認をします。しかし、実際練習していると発音、口の形、声調に意識が集中して、腹式呼吸のことはすっかり頭のどこかにいってしまいます。

しかし、練習を始める前に紙面で確認をするという作業はきちんと脳で意識されているようです。今日は腹式呼吸で発音ができているのが自分でも分かりました。息が長く出るので違います。それから喉を傷めてないのが分かります。

実は1か月前に講師の仕事で喉を傷めてしまい、2週間ガラガラ声になってしまいました。6時間という長丁場ですので、喉を傷めないようにお腹から声を出すように意識してやっていましたが、結局はできていなかったのですね。未だに喉に違和感を感じます。声を出す仕事をするならば、喉のケアを日頃からきちんとしなければならないことを思い知らされました。聞き苦しい声ほど不快なものはありませんから。

どんなに意識してやってもできていないことはたくさんあることをこの発音練習によって気付かされました。自分ではできているつもりでも実はできていないのです。独学も大切ですが、定期的に第三者の評価の必要性を感じます。

反復練習によって、練習の意味や奥深さを知ることができます。これは続けてこそ気付く宝物です。