勉強法の改善

foulline / Pixabay

今までの発音練習は声に出して録音、聞く、修正、練習、録音を1日1回やり、それを歩き練習で定着させるという形をとっていました。

そこで気づいたのが、この練習方法ではまだ不十分であるということ。しかし練習量を増やすために夜も同じメニューをただやっても意味はありません。朝、修正して練習したことが夜にできているかの確認を取る方が価値があることに気づきました。

狙いは、夜は朝修正してから時間がすでに12時間以上経っているからです。時間が経っているということは以前のクセが出やすく、同時に修正がどの程度までできているかがよく分かるからです。

*****

また今回は口の形を鏡でみることにも重点を置きました。音を出しているときは音域を広げることに集中しているので、意識はしていても意外と鏡は見ていないものです。

鏡の位置も大切です。真正面に鏡を置きたく、何とかならないかと悩んでいたところ、最適な場所を見つけました!本棚です。ここに鏡を置くと真正面に鏡が来るので、負担がなく口の形を確認できます。そして練習文を見ず、鏡だけをみて練習することにしました。これはなかなか難しいです。練習文を頭に入れ、音域、口の形を意識して練習するのは矯正者にとっては至難の業です。

しかし・・・。練習文を見ないで、練習して録音を聞くと、今まで気づかなかった問題点に次々と気付き、収穫多しです! (^^♪

*****

最近本当に実感するのですが、何事も準備が整ってからやるのではなくて、やる→改善→やる→改善・・・を繰り返さなければ現状から抜け出すことはできないということです。

語学だったら、〇級に合格したら、資格試験に合格したら・・・仕事を始めるという人が多いと思いますが、これでは切りがありません。試験で学ぶことは確かに大切ですが、それはあくまでも最低基本知識であって、実務では全く太刀打ちできません。これは私が今医療通訳において実感しています。とにがく何事も現場に出る、やる、そこで何が必要か学んでいく、という方法で、何が必要が見極め、学び、力をつけていくしかないと思います。

練習一つをとっても実に多くのことを気付かされますネ。