改善点のデーターは宝なり

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先日、医療通訳のスクリプトに出て来る家族役の依頼を受けました。もちろん悩みました。中国語ですから・・・。でも「やらなくては改善点は見つからない!」という思いが、私の中にちょっぴりですが芽生えていて、ここは「下手でもやるしかない」と勇気を出して引き受けました。

数行の役でしたが、中国語に訳して確認をしていただき、始まるまで練習をしました。もちろん録音をして聞きづらい点はないか、本番までわずかな時間でしたがやれるだけやりました。

この段階で自分でも進歩を認識できました。それは自分では気付かず、今まで指摘されていたクセが、口に出した段階で「あ!」と分かったことです。これには大感激してしまいました。この対処法も私に合った方法で先生から指導を受けていますので、残された時間はできるだけの練習をしました

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本番ももちろん録音しました。聞き返すと、クセの部分は満足できる出来ではありませんでした。しかし、挑戦したことで、新しい改善データーを得ることができました。躊躇して依頼をお断りしなくてよかったです。

先生から、「よく使うフレーズや言葉をリストアップしてね」と言われていたのですが、具体的なものがまだ少なく(録音したものがないとなかなか難しいです)作ることができない状態でした。今回みたいに受けなければ、データーすら集められません。とにかくチャンスがあったらやる、こういう積み重ねが結局は上達する秘訣なんですネ。

挑戦して、改善点を見つけて、練習して、また挑戦する。シンプルですが、これが上達するための最強の方法ですね!