外国人技能実習生のお助け冊子~今は稀少言語もあります

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技能実習生の手帳です。日本に滞在するにあたって必要になる情報が書いてあります。一昔前と全然違い扱っている言語が増えています。法律、生活方面において役立つことばかりです。

ベトナム語、タガログ語、インドネシア語、タイ語、ミャンマー語、モンゴル語、英語があります。

→ OTITの外国人技能実習機構

 

技能実習生は2年目から労働者として働きますので、厚生年金を納めます。6ヶ月以上納めれば、帰国後に申請すると一部が返納されます。

これも思い出深い一行事でした。帰国後に自分で事務手続きをすることが大前提ですが、そもそも事務手続きをしたことがありませんから、事前に資料や書類をを渡して説明しても無理があると思い、分からない場合は中国の送り出し機関に行くように伝えました。そうしたら、「(最初から)みんなで行く」と楽しそうにしていたので、ホッとしました。

ちょっとしたことではありますが、日頃から中国の送り出し機関と実習生たちとの良好関係を築くことは大切です。実際、私も多くの場面で助けられました。そんな心温まるエピソードも書いていきますね。

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前回も書きましたが、中国語の文章をそのまま使っても実習生は分かりせん。実際、私たち日本人が読んでも知らないことの方が多いです。日本人が知らない日本の制度を外国人が訳文を読んで理解できるわけがありません。

伝えるときは相手の立場になって、相手が理解できる仕方で、何度も根気よく伝えていくことが大切です。