先日BSで放送されていたので録画をしました。
個人的にはアジアの近現代史に、特に戦争に大変興味があります。それは私が台湾に行って大学で歴史を専攻したことに始まります。またそれ以前に一人暮らしをしていましたから、子供ながらに建前と本音の違いも感じていました。私が台湾に行ったときは日本の植民地時代の教育を受けた人が50代、60代、大学の教授の半分が戦後中国本土から台湾へ来た人でした。
大学では勉強ではなくて、目に見えないいろいろなものを学びました。でもこれがあったからこそ、私は中国人研修生の生活指導ができたと思います。この経験がなければ、どんなに語学ができても生活指導はできなかったと思います。
戦争には大変興味があります。戦後70周年のときは思い切って、太平洋戦争、満州建国と日中戦争、昭和の戦争などDVDを買い込みました。書物からの情報は日本語・中国語からではやはり偏りが出て来るので、将来は英語で戦争に関しての書物を読みたいと思っています。
中国語を教えるようになったら、こういうことも生徒さんに教えていきたいと思っています。この点に対してはきちんとお伝えしていきたいと思っていますし、私たちも歴史をきちんと学ぶべきだと思います。特に日本人は日本の歴史をきちんと学ぶことから始めなければならないと思います。それは教科書には載ってはいません。自分で勉強しなければなりません。これは私が台湾にいて強く思ったことです。
※ 731部隊の人体実験が描かれている「黒い太陽」の映画はぜひご覧になってください。
