処方薬と市販薬の飲み合わせ

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外部研修のテスト4回の2回が終わりました。勉強をするにつれ、薬の怖さが分かります。同時に基礎勉強の必要性をますます感じます。

登録販売者の役目の一つは市販薬で済ませるか、受診するかの線引きをお伝えする役目だと思いますが、確かに勉強をすればそれは分かります。しかし、「○○だから、○○」というところまでは分かりません。これは薬学部での勉強になります。

それから、薬の飲み合わせです。市販薬と処方薬の飲み合わせが分からないと確認をしなければいけないので時間がかかります。同じ病気でも処方薬によって飲める市販薬と飲めない市販薬があって、この仕組みが分かればおもしろいなと思います。

薬の飲み合わせは高齢の方によく聞かれます。高齢の方は処方薬を飲んでいる方が多いので、今後ますます増えるのではないかなと思います。

飲み合わせについてはすでにソフトがあるはずです。登録販売者も扱えるようになればロスタイムがなくなると思いつつ、それができないということは、やはりここには勉強した人しか分からない何かがあると思います。

どの分野でもそうですが、やはり基礎勉強は必要です。語学でいえば、発音や文法と言ったところでしょうか。この基礎の土台が強固に作られている人とそうでない人は最終段階レベルになって大きな伸びしろの差になり、結果が変わってきますから。これは日々感じます。