市販薬の購入時の疑問、「同じ薬なのにどうして値段がこんなにちがうの?」

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市販薬を買いに行ったとき、このように思う方が多いのは事実です。「同じ薬なのにどうしてこんなに値段がちがうの?」

私もそう思っていたひとりでした。同じ薬なのに値段が全然違うのです。ときには半額近いものもあり、不安を感じることもありました。しかし、仕事をすることによって、あることに気づきました。

 

目次

この値段の差はなあに?

売られている薬をよくご覧になってください。同じ名前(効能)の薬なのに、モノによっては値段が半額以下の薬もあります。「こんなに安いけれど、この薬大丈夫?」と不安になり、高いほうの薬を購入していたということはありませんか?

そんなとき、得する商品の選び方があります。

1)メーカーを確認

おそらく昔から発売されているものはお値段はそれなりにすると思います。市販薬の後発品と言いますか、値段が安い薬の製造元をよくご覧になってください。PB(プライベート商品)ではないでしょうか?

今はどこのドラッグストアも製薬会社と提携して、薬から洗剤、日常生活用品に至るまで製造、販売しています。ですから、値段の安い薬はほぼその店のPB商品の可能性が高いです。PB商品の隣には大抵有名な薬が置いてありますから、「比較してください」という意味合いもあります。

2)成分を比較する

薬の成分を比較してみて下さい。ほぼ100%入っている成分もその構成比も同じです。あとから作られていますから、さらなる研究結果を活かしたモノも販売しています。

どの買い方がお得?

メーカーにこだわりがなければ、そのお店のPB商品をお求めになることがお得ではないかと思います。そして常備薬で急を要さず、広告に出る商品ならば、広告に掲載されるのを待ったり、ポイント○倍デーをご利用されたりするのもよいと思います。

さて、購入時の注意事項です。

1)使用期限を確認

 封を開けなければ、その使用期限まで使えます。一度でも封を開けると品質はその期限まで保証されません。特に目薬は液が白く濁っていたら、新しいものを買いましょう。

2)持病、また処方箋のお薬を飲んでいる方は、薬の飲み合わせが関係してきますから、必ず購入前に薬剤師あるいは登録販売者に確認をとってください。

※薬を購入されるときは、お薬手帳をお持ちになるとよいです。

さいごに

メーカーにこだわりがなければ、そのお店のPB商品がよいと思います。

それぞれのドラッグストアのPB商品の成分を見ると、例えば花粉症のときに飲む眠くならない薬は、PB商品も先発市販薬の成分とその構成比はほぼ同じです。何か不安点な点がありましたら、薬剤師あるいは登録販売者に確認を取られるのがよいと思います。

メーカーにこだわりがあればその商品を、こだわりがなければPB商品がお得です。