レジの仕事は高齢者のリアルな経済状態がわかる

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年が明けて早一カ月近くになろうとしています。今までも何回も書いていることですが、改めて感じましたので触れてみようと思います。

年金支給日、またその後は自分で動ける高齢者の買い物客が増えます。12月はそうでもなかったのですが、今月は「待っていました!」という感じで驚いてしまいました。シニア用品の売れ行きをみていますと、自分で動ける方は年金支給日あたりに買いに来ます。車を運転しない高齢者の場合は、支給日の2~3日後、子供さんと一緒にあるいは子供さんが買いに来ます。あるいは自分の給料日に親と一緒に買いに来るか、代わりに買いに来ます。

シニア用品もおむつがよく売れるようになってきました。ずっと使い続けるわけですから、そのお金もかなりの金額になります。少しでも安く買うためにいろいろ工夫して買いに来ています。

昨年の12月頃から年齢を問わずお財布のひもが固くなっているように感じます。10円、20円でも安く買おうと買いに来る高齢者の方(還暦を過ぎた方も)が今年になって増えてきたように感じます。

還暦を過ぎて会社に残れたとしても、現実はこういうことなんでしょうか・・・。レジでの仕事は時勢を知る機会となっています。つくづく健康と経済の大切さを思い知らされます。これも郊外に勤めたからこそ感じることであって、もし家の近くや都心で勤めていたら、1ミリも感じ取れなかったことだと思います。