嚥下障害

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セミナーに参加しました。

嚥下障害というと高齢者が飲む込む力が弱くなるため起こりやすくなるものとばかり思っていましたが、これは本当に甘すぎる知識でした。今ではがんに次いでとは言いませんが、高齢者の死因のかなり高い位置を占めています。

誤嚥性肺炎になった入院患者の4割しか自宅に帰ることができないそうです。帰ることができても介護が必要だったり、歩行困難だったりとその後の生活は自立した生活ができるとはとても言えないです。(在宅療養支援があるそうです)また脳卒中による嚥下障害もあるとのことでした。

話を聞いて親が心配になりました。神経質になりすぎてもいけませんが、年を取るとリスクは避けられません。そしていつかは誰もが自分の身に振りかかることでもあります。一生、五体満足で健康で自分のことが自分でできるということは一番幸せなことだなと本当に思います。お腹の中で病気になってしまったり、事故に遭ったり、突然発症した病気で普通の生活ができなくなったりしている人も多くいるのですから。五体満足で生まれて普通に日常生活を送ることができることは最高の幸せです。まずここに感謝しなくては!