お客様から読み取れること

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以前にも書いたことがありますが、レジの仕事はいろいろな意味で世の中を知ることができる入り口だと思います。それをどう活用できるかはやはり自分の力量でしょうか・・・。

1か月単位で見ますと、給料日後の売り上げはやはり伸びます。商品の値段はほとんど変わらないのにです。この時期に長蛇の列に並んで買い物に来られる方もいれば、広告に関係なく買い物に来てレジで時間を取られることがないようにする方、また安く買うために1日に何回も来る方、何枚か持っているクーポン券を同日に使うことにためらいがある方は変装?して(2回目はマスクと帽子を使います)買いに来ます。こんなところからも、また会計時のちょっとしたやりとりからでもその方の生き方、価値観、経済状況が読み取れます。人手不足なんて言われていても、実際多くの方の生活は給与は上がっておらず、大変なことが分かります。

レジの仕事をするに連れ、私自身一番強く思っているのは、「いかに情報を提供してもらえる人になるか」です。それによって、お得な情報が生でリアルに知ることができます。それには混んでいない時間帯に行くこと、また感じの良い人であることが、自分がレジをする立場になって気付かされました。相手も人間ですから。不快な態度を取る人間に良い情報を提供することは、よほどでない限りないでしょう。これは他の分野にも応用できると思います。

例えば、家を購入するときはモデルルームを見学をすると思います。さて、いつ見学に行っていますか?多くの方は土日を利用されると思いますが、実はこれでは良い情報を得るのは難しいのです。というのは、土日は人が多いですから、社員でない人に応援を頼むこともあるからです。つまり、決定権のない方や情報量が少ない方に担当してもらう確率が極めて高いのです。私は事前に裏事情も勉強しました。平日、しかもトップ責任者がいるとされる曜日に予約を取って行きました。忙しくない曜日に予約をしていますから、他のお客様もほとんどいませんし、感じの良い雰囲気で話をいろいろ聞くことができました。運よく、私は若いながらもトップの方が担当だったので、最終的には多くのわがままも聞いて下さり、結果的には大満足のいく買い物ができました。この秘訣はやはり忙しくない日に、しかもゆとりのある時間帯に行ったことが結果に結びついたと思います。そして偶然にもトップの方が担当だったので、何かあれば自分に必要な情報はすぐに教えていただきました。

成功する秘訣は「情報をいかに得るか」ということ、つまり情報を提供されるにはどうしたらいいかということについて、自分自身を顧みる必要性をレジの仕事をするようになってから思い知らされています。レジでの数分にその方のすべてが出ます。日頃の生き方、考え方がすべてが出ます。それは自分がどんな人を引き寄せるかに結び付いてきます。

それから、人知れず思うことが「みなさん、薬を使い過ぎではありませんか」と怖いほど思います。今は共働きは当たり前です。女性も夜遅くまで働き、朝の電車では睡眠時間3~4時間ではないかと思う人もたくさんいます。朝昼晩、コンビニ食、お惣菜に自然となっているかたも多いと思います。睡眠と栄養がきちんととれなくなって、免疫力が弱まっている人が老若男女問わず多くなっているのではないかと思うほどです。この1か月、寒くなったことや常備薬としての購入も関係しているかもしれませんが、薬がよく売れます。多めに発注してもです。

その一方、値段に関係なく好きなものを好きなだけ買っていく方も多くいます。何とも言えませんが、経済状況が2極化しているのがレジの仕事からもよく分かります。

介護用品についても夫婦だけになって、思うように動けなくなった配偶者のおむつを買いに来られる高齢者の方も多くなってきました。時には認知症ではないかなと思う配偶者と一緒に買い物に来られる方もいます。

お金の払い方や買っていく商品で、現代社会がよく見え、自分はどう生きていくかを自分に問うよい機会になっています。




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