別の視点を気づかさせてくれる受講生の質問

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登録販売者の2回目の授業でした。授業が終わってから質問を受けました。初めて学ぶ薬学なのに鋭い質問でした。

私も分かりづらい用語等に関しては念入りに調べ、前回の同じ範囲の授業とは異なる説明を準備しました。ちょうどその部分を聞かれ、ホッとしたと同時に準備すべきスタート時点を確信できました。私も受講生と同じスタートラインから始めた身ですから、何が分かりづらいかが掴めることが私の強みです。弱点が今は強みになりました!

さて、次の質問に入りました。これは私が全く思いもつかなかった視点からの質問でした。確かにその通りです。調べた時点ではそのことに触れている資料はありませんでした。もう一度調べ、他の方にも確認をし、それぞれのいいとこ取りをして分かりやすく説明できるようにする必要があると思いました。おそらく他の受講生も分からないはずですから、全員に伝える必要があります。宿題にさせていただきました。

質問をされるとドキドキしてしまいますが、質問は自分が知らなかった視点をたくさん教えてくれる貴重な機会であり、また自分自身を成長させてくれるものなのですね。

この他にも質問や確認を受けましたが、全く自分が気付かない解釈と疑問があり、おもしろいなと思いました。”気付く幅”が広がったと言いますか、成長させてもらったと言いますか・・・。

よい質問は理解していなければできません。質問できるということはある意味分かっているということです。なぜなら”初めて学ぶことは、何が分からないか分からないところから始まる”のですから・・・。

質問されるって、自分自身にとっても大切なことなのですね。逆に質問されないときの方が怖いかもしれません。

今日も気付きがたくさんあった一日でした。ありがとうございます。