ご主人を置いて北京へ1年間留学した駐在員奥様

benniaotang / Pixabay

昨日話した駐在員奥様の帰国後の話です。

子供さんの高校受験のため、子供さん二人を連れて帰国しました。その方と私の家は車で10分ほどです。私も一時帰国の際、連絡を取りお会いしました。

彼女から学んだことは実に様々です。今日はその中から、当時ではありえないことを含めてお伝えします。

まず一つ目。帰国後、彼女はステキなママ友に出会いました。ママ友の娘さんが海外留学を希望していて、そんな娘さんをみていたママ友は留学に関する本を買ってさりげなく机の上に置いたそうです。それを聞いたその方「ステキね・・・」。 

当時(1988年頃)、しかも地方においては本当にありえないことです。男の子だって留学する人はほぼいない時代ですから。その方は短期間でも海外で生活し、他国の若い人とも接しいろいろ学んだので、留学したい若い子がいると応援したくなるのかもしれません。 

記憶は曖昧なのですが、その方の友人は子育てが一段落した後、単独留学をしたそうです。そのことをご主人に話すと「えー!あなたは(海外留学は)ダメだよ。」という答えが返ってきたそうです。

しかし、何とその方、おそらく下のお子さんの子育てが一段落した後だと思いますが、北京へ一年間単独留学に行きました。その時は40代後半だった思います

そして、その後、ご主人の仕事の都合でインドネシアに行きました。その後はどうされているかは存じ上げませんが、年齢を言い訳にせず学び、そしてひとつの生き方に縛られない、またそれを実行に移す彼女の生き方には大きな刺激を受けました。