台湾の大学進学前に考えておくこと

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帰国後の悩み

台湾からの帰国後の一番の壁は何と言っても浦島太郎になっていたことでした。(一時帰国はしていました) さらに「日本語で自分が言いたいことが言えない」というウソみたいな現実にぶつかっていました。 

日本の社会になじめず、日本語がチンプンカンプン、台湾で雑誌等に目を通していましたが、日本にいなかった間にどのように世の中が変わっていったのか全く分からず、完全に浦島太郎でした。

台湾では日本人と話す機会もあったので、まさか日本語力がここまで落ちているとは思いもしませんでした。恥ずかしながら、帰国後は本を1頁読むのに2時間、もしくはそれ以上かかっていました。それも国語辞典を片手に本を読んでいました。

日本に帰ってからは真剣に日本語教室に通いたいと思って電話帳で調べたほどです。こういうこともあり、当時私は雅子さまと紀子さまはどうやって日本語を習得したのか、そして海外帰国子女の日本語力についても大変興味を持ちました。「日本になじめない、日本語が分からない」、これが帰国後に私がぶつかった問題です。

日本語の語彙力が増える時期に日本を離れていたせいか、日本語は今も語彙力不足を感じます。留学する際には、そして将来通訳を目指す人は母語のレベルについても真剣に考えて、総合的に判断して決めた方がいいと思います。

最近になって、本を読むときは国語辞典を手元に置かなくてもよくなりましたが、帰国後数年間は、国語辞典は私の大親友で手放せませんでした。だからと言って、中国語が話せるわけではありません。

大学に通って友達と一緒に過ごして中国語力をアップさせるなんて、それは甘い考えです。前にも触れましたが、高校卒業後に留学するのなら、発音、文法は押さえて、ある程度話せた方がいいと思います。18歳で幼子みたいにその環境に入れば、自然に覚えるなんてことは絶対にありません。母語での思考回路ができているので、やはり文法は理解していないと上達は難しいです。

台湾で使う言葉

台湾は4か国語が常に飛び交っています。北京語、台湾語、英語、日本語。当時ほとんどの人は私と話す以外は台湾語でした。そのおかげで音の聞き取りはできるようになりましたが、当然のごとく中途半端で役立たずです。

大学での勉強、それは苦しみ

台湾の大学は英語の書籍を教科書にします。大体5㎝ほどの厚さがあります。他の学科も経済など、分厚い英語の書籍を教科書にしていました。

以前、台湾に留学すると4か国語を習得できると謳っていた案内を見たことがありますが、これは特別な環境で育った人以外は当てはまらないと思います。もし4カ国語習得を目的とする留学ならば、英語は最低でも準1級のレベルがあった方がいいと思います。英語の書籍を普通に読めるなら、大学での勉強は問題ないと思います。中国語のレベルも通訳案内士レベルであるならば、何とかなると思います。

私は日本人がいない大学を選びました。日本人の群れはどうも苦手だし、いつも一緒というのはやはり苦手でしたので・・・。でも全く付き合いがないのはそれも好ましいことではありません。私の場合は運良く同じ学科に日本人の先輩が一人いました。

私が通った学科は日本人だからといって、テストで配慮をしてくれることは全くありませんでした。一発勝負です。1年半の中国語力でどこまでできるのか。教科書の3分の2の漢字は読み方が分からず、まずその読みから調べることからスタート。たったの一行を理解するのに2~3時間かかりました。これが何科目あるのだろう・・・。

加え、台湾の気候は日本人を苦しめます。昨日は真夏の暑さ、でも今日真冬の寒さ。この寒暖差が繰り返されると、体がついていかなくて寝込むことも多かったです。最近は日本も寒暖差が激しいですが、まだまだ甘いです。それ以上です。

台湾留学前に考えたいこと

次のことは私の経験からです。

  • その土地の気候が自分に合っているか
  • できるだけ語学力はつけていく
  • 大学進学をするならば、日本人に対する感情なども調べておいた方がいい
  • 大学進学するならば、英語力はあった方がいい
  • 帰国後のズレに悩まない対策も必要

今は時代が変わって、Google翻訳もありますし、常に情報も入ります。ここで挙げたことは古い時代のものになっていますが、時代の流れは速いので、その点はきちんと見落とさないようにして充実した留学生活を送っていただきたいと思います。




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