語学は武器にならない(管理職の見方)

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台湾へ行ってから半年余りのことです。今思えば、早い段階でこの視点を知りえた私は恵まれていたと思います。このときから自然と語学+αは必須でした。

私は台湾滞在中、同世代の人との接点は全くなく、これは帰国後も大きな悩みの種でした。しかし、一方で駐在員の奥様と接することで多くの貴重な学びも得ました。

 今日はその一人の方をご紹介します。

世間は狭いです。この方は語学学校のクラスメートでした。この方のご主人は私がお世話になっている方と同じ会社(台湾では別会社)に勤務、子供さん(中学生)はお世話になっている方のお父様(教員)の教え子であり、また奥さんは私の高校の先生と知り合いでした。

ある日、この方の家に遊びに行きました。「私ね、悩んでいることがあるの」と言われ、話を聞くと、ご夫婦の知り合いの方とのことで、この方は語学ができます。しかし、思わずご夫婦で「言葉だけできたって・・・」と発してしまい、それを聞いたその男性は「厳しいな・・・」。その男性にはこの一言が相当効いたらしいです。(ちなみにご主人は当時40代後半、奥様は40歳、ご主人はそれなりのポジションの方です)

またその方はこんなこともおっしゃいました。「私ね、(子育てが一段落してから)初めて職安に行ったの。そしたらね、『今まで何をやっていたのですか』と言われたの。」

この方、大変優秀な方です。そして続けてこうおっしゃっいました。「何でもいいのよ。編み物でも、お料理でも。何か一つ、身につけなさい。」 

台湾に行って同世代と接することはありませんでしたが、普通に生活していたら接することができない方から、自分の知らない視点や現実を知ることができたことは大変よかったです。年下のいいところはこういうお話をたくさん聞けることです。何も知らない者の特権ですよね。

この方は子供さんの子育てが一段落したら、北京へ1年間留学しました。

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現在、すでに多くの人は語学ができ、語学ができることはアピール材料ではなくなってきました。私も多くの外国人と接して思うことは語学ができる人より、魅力ある人と仕事を一緒にしたいです。言葉ができなければ、通訳を雇えばよいのです。それに魅力がある、向学心のある人なら、必ず語学も努力して習得するはずです。 

この前、いっしょにいるだけでいい人、気遣いができる人、これもパラレルキャリア(語学+α)の要素という話を聞き、なるほどと思いました。言葉ができる人が増えた現代社会、人間的魅力も必要要素の一つかもしれません。

さらに現代は肝心な自分の武器の+アルファがなければ、生き残れない厳しい時代になっている現実から目を反らしてはなりません。

 

 

 




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