「未来の年表2」

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「未来の年表」に続き、「未来の年表2」の半分近くを読み終えました。

未来の年表2 人口減少日本であなたに起きること (講談社現代新書)

説明を読みながら、言われてみればそうだなと初めて気づくことも数多くあります。まだ読み終えていないのに響いた言葉があります。それは「連鎖倒産」です。何が起こって「連鎖倒産」につながると思いますか?

103ページの「中小企業の後継者不足が大企業を揺るがす」です。多くの中小企業は後継者がいないため、黒字でも廃業する企業が実際現在もあります。「そんなこと知っているよ」という声が聞こえそうです。しかし問題はその先です。

(本書より)

2016年、60歳以上の経営者が82.4%70代以上の構成比率も増え、80歳以上は14.0%を占め、ともに過去最高。

・中小企業経営者の平均引退年齢は70歳。70歳を超える経営者が2025年に約93万人になると仮定、また個人事業者約152万人(経産省の資料)を加えると約245万人。そのうちの約半数の127万社(日本企業の約3割)では後継者がきまっていない。

・廃業・解散後、外国企業への事業部門の売却・移管、外国企業へ就職する人の増大は技術の海外流出となり、国際競争力が落ち込む。

    ↓

「高収益の中小企業の休廃業・解散は、取引先の企業にとっても大打撃である。当て込んでいた仕事が突如頼めなくなったのでは、連鎖倒産するところも出てこよう。あなたの会社だって、いつ大事な取引先が廃業してしまうか分からない。

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さて、ここで再確認しました。日本の大企業と中小企業の割合を。(以下抜粋)

「平成26年経済センサス-基礎調査」を参考に出してみました。
大企業は1万1,000社、中小企業は380万9,000社で、そのうち中規模企業が55万7,000社、小規模事業者が325万2,000社となっています。
割合でいうと、大企業が0.3%、中小企業が99.7%と、世の中の企業はほとんどが中小企業であることがわかります。とりわけ、従業員が5名以下の小規模企業は日本の全企業数の9割弱を、また雇用の1/4をそれぞれ占めています。」

ということは、中小企業の後継者不足は誰もが関係しているということになります。しかも経営者の現在の年齢と平均引退年齢から、多くの人にとっては他人事ではない問題です。

取引先がなくなれば、連鎖倒産は起こります。しかも雇用を奪われる人の年齢を考えるとこれも恐ろしいです。(特に中高年は泣くに泣けないです)

しかもAIが人間の代わりに仕事をやってくれる時代はすでに来ていますし、今は人間の人件費の方が安いので、多くの人の雇用があります。AIの精度も今後ますます上がりますし、本当に恐ろしいです。

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2016年、60歳以上の経営者が82.4%、70代以上の構成比率も増え、80歳以上は14.0%を占め、ともに過去最高」

2025年までに70歳を超える経営者は約245万人だそうです。そしてその半数の127万社(日本企業の3割)の後継者未定は、多くの人の生活に影響を及ぼします。大企業も優良取引先を失う可能性がないとは言えません。加えて7年後のAIの精度は確実に上がっています。

他にもいろいろ日頃の生活では気づかないことが分かりやすく書かれています。今後の生活のリスク回避にも役立つと思いますので、興味のある方はぜひお読みになってください。

そして日本の人口ピラミッドを今一度ご覧になってください。




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