医療翻訳トライアル、不合格

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先週、恥を忍んで提出したトライアルの結果は案の定でした。

今回は人間ドックの検診結果の一部でした。量は大変少ないのですが、かなり深い専門に関する内容で、専門用語を調べきれないという最低限のこともできない有様でした。

受けたトライアルは全て記録に残すよう一覧表を作りました。応募日、トライアル受信日、提出締切日、提出日、出題内容、自分が感じたこと・・・等を一覧にして、合否に関係なく、自分の力を分析する助けにするためです。もちろん分析できないものもありますが、今回のように明らかに分析ができ、どのように力をつければ分かるものもあります。

私は社内翻訳をしただけですから、翻訳の実績は何もありません。この点はきちんとお伝えしたうえでのトライアルです。トライアルを受けることによって、社内翻訳との違い、求められているものの違いはすぐに分かりました。恥ずかしながら、この差は受けて初めて分かるものです。

医薬で応募していますが、一般の中→日を課す会社もあります。異なる分野のトライアルを受け、自分の力を分析できることは勉強になります。もちろん敗因が分からないこともあります。しかし、分かるまで考え続けるわけですから、常に「自分の訳に商品価値があるか」という第三者の目で自分を厳しく評価できます。

今回、トライアルを受けている時点で、自分に何が足りないかはよく分かりましたし、何をどのように勉強して力をつければよいかも分かりました。語学力をつけてからでのトライアルでは進歩は望めません。トライアルを受けて初めて自分の訳文が商品価値があるかが分かるのです。