医療通訳者に求められるもの

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医療通訳研修に参加しました。

各診療科の医師の話も後半に入り、話を聞くにつれて医療通訳は何て言ったらいいのだろう・・・、知識、推測力、洞察力・・・、更に判断力、集中力、体力。まだまだありますが、これは語学力があることが大前提での最低限必要な能力と言っていいのではないでしょうか。

テストで言ったら、範囲なしの総合力を求められる模試試験。センター試験に例えても、いやいや、それではまだまだ甘いよと叱られてしまいそうです。そして更に現場力がなければ、実際やっていけません。

質疑応答で質問することができる人は知識、経験が豊富な方ばかりです。質問ができるということはそれだけの知識と経験があるからこそできると思います。質問者のほとんどがミャンマー、ベトナムなど希少言語を母語とする人たちです。すでに現場で活躍されている人ばかりですが、その日本語の知識、専門知識も頭が下がるどころではありません。脅威です!専門書や詳しい書物を容易に母語の日本語で手に入れることができる私は恥じるばかりです。

いくつになっても良い刺激をいただける人がいるって、ありがたいことだと思います!