医療通訳の怖さ

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急遽頼まれ、医療通訳のデモを引き受けました。

事前に内容も確認できたものの、アドリブでひっかけがくるかもしれないと緊張はしました。分かっている単語も数か所から確認し、新しい言葉に変わってないか、この点は注意して確認をしました。

始まりました。ネイティブが患者役でした。ある単語に「あれ?」と思いました。この場面で使う単語としては初めて聞く単語です。この場面でこの単語は使うだろうか・・・。漢字の一字に引っ掛かりはしたものの、先に進んでしまいました。

終了後、誤訳したのではないかと思ってしまいましたが、間違っていなくて安堵しました。今回の一番の失敗はその場で患者に確認を取らなかったことです。いつもは納得するまで確認を取るのに今回は何もできなかった自分が情けなかったです。

今回は本当に勉強になりました。おそらく日本で学んでいる日本人も中国人もこの単語を同じように数か所から調べて確認を取って準備していると思います。しかし、そこには言葉の怖さが潜んでいます。今日は中国語ネイティブが使った言葉を調べることができたからこそ、この単語を中国では使っていることを知り、どこで何をどのように調べればいいかが分かりました。そしてもう一つ、確実な方法に気付きました。ここを押さえれば、間違いはないです。情けない思いはしましたが、この失敗で引き出しを2つ増やすことができました。

今日はリサーチ法の引き出しが増え、また通訳するときの落とし穴、別の意味のデモの怖さも学びました。「まさか・・・、こんなことはあるまい」と一瞬でも頭をよぎったら止めることです。このことは誰の頭にも入っていることですが、それがいざとなると意外とできないということを私自身が今日経験しました。「まさか・・・」は止めることができるけれど、「まさか・・・」だから、止めることができなくなってしまうこともあるということ。今日の失敗は一生忘れないと思います。

場数を踏むことなんですね。そして、今日学んだことは今後の単語帳作りに大いに役立ちます!




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