台湾女性はキャリアウーマン派or専業主婦派?

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私も親しくなった日本人駐在員の奥さんからも見て、当時の台湾女性はキャリアウーマンそのものでした。子供がいるのにフルタイムで働いているバリバリのキャリアウーマン。まだその当時、日本は今とは違い、結婚するまで子供が生まれるまで働くと形が多かった時代です。

当然のごとく、中国語で”専業主婦”という言葉がなく、日本でいう専業主婦的な人はほとんど見受けられませんでした。

私の印象では台湾女性は”バリバリに働くキャリアウーマン”という印象が大変強く、家で子育てしながら過ごすなんていう発想はないものだと思っていました。しかし、これはあとから分かったことですが、これは表向きであり、本音は家でゆっくりしたい、日本人駐在妻のように家でゆっくりして子供の面倒をみたいというのが本音だったようです。共稼ぎでなければ、食べていけないというのが本当だったと思います。

余裕がある家庭ではお手伝いさんに家事を任せて自分が好きな仕事をするという形をとれますが、これできるのは本当に一部の人たちです。女性の本音は国を問わず根本的に共通なのかもしれません。