今年に入ってから、「睡眠」については多くの反省と学びがありました。
そして、関係書物を読んでいくにつれて、これは大人だけでなく、子育てママの悩みの解決の助けになるのではないかと思いました。(中高生のお母さんにも)
- チェルノブイリ原子力発電所の大事故
- 原子炉溶解寸前までいったスリーマイル島の事故
- 大規模な環境破壊につながった石油輸送船エクソン・ヴァルディーズ号の原油流出事故
- スペースシャトル「チャレンジャー」号爆発事故

睡眠不足は危険がいっぱい(序文)によると眠りが足りない人々のミスが原因で起こっものだそうです。
スタンレー コレン 木村博江訳 1996/6/10 文藝春秋
序文のこの言葉を読んで、まさかと思いながらも読み進めていきました。いろいろな実験結果が書かれていますが、私自身経験しましたので素直に納得できました。また注意力や記憶力の低下はよく聞きますが、食欲もコントロールできなくなることには驚きました。実はこれも私は経験済みです。
子供についても書かれています。脳を発達させるには睡眠が何よりも大切と言われますが、成田奈緒子さんの本と同時に読み進めていくとその大切さをを更に感じます。成田さんの本には寝つきがよくない子供さんの対処法についても書かれています。 成田さんは小児科医で医学博士、子供さんの脳の育て方について本をたくさん出されています。

最近実際に聞いた話ですが、忙しくて睡眠時間が3~4時間しか取れなかった結果、がんになってしまった方の話も聞きました。「がんは10年かけてやってくる」と。
******
睡眠不足・・・の本にもホリエモンの本にも睡眠時間を削っても使える時間は増えないと書かれていました。
私は生活を改善するために睡眠時間を思い切って増やしました。一日を振り返ってみますと、使える時間は減ってもやるべきことはできました。今までは睡眠時間を削って時間を作っていましたが、時間が増えたからと言って特に何かをできたわけでも達成したわけでもありません。本に書かれていた通りでした。
しかも通勤時間は眠くならず活用ができ、また起きている時間はほとんど眠くならず集中できます。眠くなったら10分ほど仮眠を取る程度です。以前は10分間の仮眠が3時間なんてよくありました。それもなかなか起きられないとおまけ付きでした。時間を無駄にしないためにはきちんと寝ること、私の今年最大の収穫です。