「手放すと、それ以上のものが手に入る」と言いますが、本当だなと今実感できています。
昨年、定期的に入る予定だった仕事が諸事情によりキャンセルとなり、その予定で他の仕事を辞めたり、調整したりしていたので、これからどうなるんだろうと考え込んでしまったこともありました。ところが、これらの仕事を手放したことによって、やりたいと思っていた仕事が自分の都合のよい日に働くことができるようなりました。また今年早々、あるものを手放した結果、すぐに別の形でそれが継続して入ることになり、条件も以前より良くなりました。自分でも驚いてしまいました。
医療関係については、7年前に「やろう」と決め、勉強だけでなく、現場で働くことにも重きをおきました。相談した先生は皆「現場を知ること!」と口々におっしゃいました。今はその先生方に大変感謝しています。いくら勉強しても現場で働くことがなかったら、役に立たなかったと思います。
今、7年前にやろうと決めたことのスタートラインにようやく立つことができました。一時期集中してやりましたが、それでも7年かかっています。仕事をしながらの勉強だったら、おそらく10年経っても身につかなかったでしょうし、現場に立つ大切さも知らず、現場に立つことことさえなかったと思います。地道に一人で知識を頭に詰め込んでいたら、時代の流れに完全に乗り遅れたばかりか、現場で求められていないことを勉強していたと思います。タイミングは大切です。「手放す」ことは確かに勇気はいりますが、必ずそれ以上のものが入ってきます。
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現在に至るまでを振り返り、人生は不思議だなと思いました。それは今私が携わっている仕事は中学生の時に私が将来やろうとした仕事に一番近い仕事だからです。中3の2月に先生からの言葉に思い悩み、今まで自分が思い描いていた進路と180度違う方向の高校へ進みました。そのことがなければ、今は問題なくその職業についていたと思います。しかし、実際その仕事を傍らで見ることができる時期があり、私の中では「就かなくてよかった仕事」へと変わりました。また、当時中学生の頃、大学に落ちたら看護師になろうと決めていました。不思議です。今は看護師が学ぶ知識も必要で勉強しているわけですから。
結論から言えば、中学生の時にやりたいと思っていた仕事に中国語が加えられて、今仕事をしているようなものです。すでに〇〇年経っていますから、遠回りも遠回りですが、人生分からないなと本当に思ってしまいました。
また、話し合って上京してきたのに話が違い、さらに会社のビックリ環境に「(決まっていた)〇〇の仕事をすればよかった」と思いました。しかし、約〇〇年後に(まさに自分がやることとなっていた仕事の)裏事情をある仕事でよ~く分かり、心の底から、その仕事を選ばなくてよかったと思いました。
結局のところ、良いことも良くないことも最終的には自分にとって良くなるように起こっていることのように最近思います。
今までは自己投資をする時期でした。やっと思い描いていたことができるスタートラインに立つことができた今、今後は今までの投資額を回収していきたいと思っています。今年はその第1年目です!