仕事の声がかかる人の共通点

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今日、ある方から次の話を聞きました。

ある通訳の仕事について、お世話になった先生に相談したら、エージェントをご紹介して下さったそうです。そして説明会に参加するときに履歴書を持っていくようにとアドバイスをされ、履歴書の書き方のポイントも教えて下さったそうです。

その方は自分の年齢やレベルに悩んでいて、「私でいいのかしら」と何回も言っていました。しかし先生は「私の紹介と書いて下さい」とおっしゃったとの事でした。

この話を聞いたとき、積極的に自分がやりたいことを伝える=発信する大切さ、そして何よりも紹介してもらえる人であることが大切であること感じました。エージェントに、しかも「私の紹介と書いて下さい」なんて人は簡単に言いません。相手の人柄を知っているからこそ言えることです。

どんなにスキルが高くても紹介されるとは限りません。改めて日頃の言動がすでに営業になっていることを感じました。

周りをみていると、感じの良い方、一緒にいると居心地がいい方、そんな方は不思議と声がかかっています。年齢は関係ありません。たとえ、その方にとって初めての分野でも”ぜひ、後進指導をしていただきたい”なんて声が聞こえるくらいです。

それに紹介だと相手も安心できるので、話はトントン拍子で進みます。日頃の一つ一つが営業活動になっているのですね。

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以前ご紹介した本、地上の商人 (私はCDを聞いています)の中の一説に、

アリは砂糖に惹きつけられるが、人は感じがいい人に惹きつけられる」という言葉がありました。確かにそうですね。

それから、「どんなにスキルがあっても愛がなければ・・・」とも言っています。仕事は人が運んでくるもの、つまり、それは”いっしょに仕事をしたい人”のところに来るのですね。